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プロフィール

千葉県我孫子市出身。東京藝術大学音楽学部、首席卒業。同大学院修士課程オペラ研究科、同大学博士課程修了。イタリア、モデナ音楽院『オラーツィオヴェッキ』にて学士号取得。

声種はソプラノ・リリコで、モーツァルトからヴェリズモまで幅広く歌う。特にプッチーニのオペラ、『ラ・ボエーム』のミミ、『トスカ』タイトルロール、『蝶々夫人』タイトルロールが当たり役となる。とりわけ蝶々夫人は2008年のスペインデビューをきっかけとし、メッシーナ、イェーズィ、ロヴィーゴ、トレヴィーゾといったイタリアの中劇場から、イタリア、バリのペトルッツェッリ劇場、パルマ王立歌劇場、フィレンツェ市立劇場マッジョ・ムジカーレ・フィオレンティーノ、ヴェローナ市立歌劇場、スロベニア国立歌劇場、ギリシャ国立歌劇場、ベルギーワロニー王立リエージュ歌劇場、アメリカ・シアトル、アトランタなど各地で公演を重ねる。ヴェルディのオペラでは『オベルト』レオノーラ、『イル・トロヴァトーレ』レオノーラ、『アイーダ』タイトルロール等を演じ好評を博す。

2002年、大学院修士課程在学中、日伊コンコルソ第二位、日本イタリアコンコルソソプラノ特賞を受賞。
2005年、修士課程在学中にイタリアのスポレート実験歌劇場と東京室内歌劇場提携のオペラ公演、ヴェルディ作曲、歌劇『 オベルト』レオノーラ役にてイタリアデビュー。
2006年、リクルートスカラシップ奨学生に選抜され、イタリアへ留学。スポレート実験歌劇場にて二年間の研修をつとめる。この実験歌劇場でライナ・カバイヴァンスカ、レナート・ブルゾン、といったイタリアの大歌手の薫陶を受ける。
2007年、イタリア、トンマーゾ・トラエッタ国際コンクール第一位受賞
2008年6月 スペイン、ハイメ・アラガイ国際声楽コンクール第一位受賞。そのプレミオ(副賞)として10月 、スペイン、バルセロナ市サバデルのファランドゥラ劇場 にてプッチーニ作曲、オペラ『蝶々夫人』タイトルロールをつとめ、スペイン各地の新聞、音楽誌で高い評価を受ける。
2009年、10月 日本音楽コンクールにて第一位、聴衆賞、増沢賞を受賞。
2010年、東京芸術大学大学院博士課程修了、博士号取得。文化庁新進芸術家海外育成制度奨学生に選出。
2011年、イタリア、トーティ・ダル・モンテ国際声楽コンクール最高位、『蝶々夫人』タイトルロールで選抜、優勝。五島記念文化財団、オペラ新人賞受賞。
2014年6月新国立劇場において、藤原歌劇団創立80周年記念公演『蝶々夫人』タイトルロールにて藤原歌劇団公演デビュー。同月藤原歌劇団本公演『トスカ』タイトルロール公演。
2017年8月アメリカ シアトルオペラ『蝶々夫人』にてアメリカデビュー。
2018年1月『道化師』ネッダ役、7月『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ役にて 出演、また10月アイルランド、ウェックスフォード国立オペラハウスにてメルカダンテ作歌劇『イル・ブラーヴォ』テオドーラ役を好演。

2018年12月、シアトルシンフォニーにてベートーヴェン『第九』出演、
2019年6月新国立歌劇場、9月ベルギー、リエージュオペラハウス、12月ヴェローナ フィラルモニコ歌劇場にて『蝶々夫人』演奏。
2022年11月アメリカ アトランタにて『蝶々夫人』出演、2023年7月シンシナティ『蝶々夫人』出演予定

藤原歌劇団員

 

 

 

 

 

 

© Yoshinobu Fukaya

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